経済的に困窮せずに会社を辞める方法

この度2級ファイナンシャルプランニング技能士に合格し、かつて合格しなかったけど社会保険労務士の勉強もした自分の経験から経済的に困窮しない会社の辞め方をまとめてみようと思います。

日本は申請主義なので知識がアナタを守ります。

誤りがあるかもしれませんので実際に運用する際には確認を取ってくださいますようお願いします。



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「会社辞めたい」

そう思ったことは一度どころではないと思います。
考えてみてください、勤め人というのは労働力を会社に販売する個人商店でありあなたは社長です。

となれば労働力の単価が見合わないとか、労働力を回復するのに支障がでるような扱いを受けているなら
労働力販売事業を営むあなたにとって属している「その会社」は良い取引先といえるのでしょうか?


STEP1>心療内科にかかる。
 会社がイヤでイヤでしかたがないアナタに置かれましては”気分障害”の可能性がありますので、お近くの心療内科を受診することをお勧めします。
 簡単な心理テストで診断されます。医師には休職の診断書を書いてもらいましょう。数千円しますが安いものです。

 その後は処方された薬を飲んで落ち着くようならそれで良し。
 診断書をドスのように懐に呑んで仕事を続けるもよし。

 本当に我慢が出来ないようなら診断書を提出して休職に入ってください。


STEP2>健康保険の傷病手当金の申請をする。

国民健康保険にはない「健康保険」の機能である傷病手当金

給付額は「過去12か月の標準報酬月額の平均÷30×2/3×休職日数」です。
少ないようですが非課税なので結構な手取り額です。

日割りで支給されるのですが、会社に給与の支給状況と医師に療養の状況を書いてもらう必要があるので
一か月毎に申請するのが一般的です。

また支給は後払いですので、例えば7月分の傷病手当金は8月中旬に振り込まれます。

また休職中でも社会保険(厚生年金、健康保険)の個人負担分は支払う必要があります。


協会けんぽのページへリンク
申請書がダウンロードできます。


STEP3>傷病手当金の資格喪失後の継続給付
 傷病手当金は会社を辞めても、最初の受給から最大1年6か月継続されます。ただし以下の条件を満たす必要があります。

・被保険者の資格を喪失した日(これは退職日の翌日)の前日まで引き続き1年以上の被保険者であること。

・傷病手当金が支給を受けている、または受けることができる状況にある(=傷病による休職だけど有給があるので傷病手当が停止している状態のこと)

・在職最終日には出社しないこと。


つまり入社から1年たたずに休職した場合はなんとか引っ張って入社から1年は傷病手当金をもらいながら在籍し続けることをお勧めします。


STEP4>離職したら国民年金の免除申請をする。可能なら国民健康保険も
 離職して、離職票が届いたらそれをもって市役所へ行き、失業が理由の国民年金の免除申請をおこなってください。
免除が認められれば国民年金保険税を支払わなくても、バックレ扱いされずにカウントしてくれますし、免除された月の分の年金も通常の1/2支給されるので絶対やっておいたほうが良い措置です。

 また自治体に依っては国民健康保険税も免除できる場合があります。この部分は自治体に依るので運ゲーです。


STEP5>英気を養い資格を取る。
 ここまで進めればアナタは「高等遊民」です。傷病手当金が切れるまで医者に通いつつ英気を養うのも手ですが、ここまで真面目に働いてきたアナタは2か月もすれば退屈でド~にもならなくなってくるでしょう。

 そこで自分に活を入れるために資格の勉強などしてみてはどうでしょうか?

コスパの高い資格は
 ・日商簿記2級・・・年に3回も受験機会があり、3級との同日受験も可能。受験料も安く、参考書も安い。
 ・第二種電気工事士・・・受験機会が年に1回しかないし実技もあるが、通信講座等を駆使すれば独学可能

この2つは求人数も多いのでおススメです。


STEP6>雇用保険→訓練延長給付
 傷病手当金を用いている場合はハローワークを使えないのが難ですが、ハローワークに申請すれば離職から1年間は雇用保険の受給資格を失わずに引っ張ることができます。

 よって離職から1年たつ前に傷病手当金を打ち切り(医師に直ったという診断をしてもらう)、雇用保険に切り替えることをお勧めします。
そして雇用保険が切れそうになったら職業訓練に申し込みましょう。

 仮に90日しか雇用保険が出ない人でも職業訓練を受講すれば訓練が終了するまで雇用保険は延長給付されます。



 こんなプロセスを踏めば経済的にあまり困窮せずに会社を辞める→社会復帰できます。

 重ね重ね実行する際には事前の確認を協会けんぽやハローワークに取ることをお勧めしますけどね。







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