1オンスあたりのドル建てと先物の枚数を合わせて見る。


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 ファンダメンタルズ重視の投資家はテクニカル分析をオカルトと切って捨てる人も少なくないと聞きます。

 しかしオカルトといえどそれを信じる人口が多ければ「宗教」となり現実世界に影響力を行使するようになります。

 私のチャート観はまさにそれなのですが、ここで大事なのは自分が帰依する宗派が最大派閥である必要があるわけで、それが故に円建て金チャートではなくドル建て/オンスのチャートを用いているわけです。


「ドル建てチャート見てても、ドル持っていないんだからしょうがないじゃん」


と言われがちですが、そんな場合でもCFD取引ならドル建てでゴールドを購入できるわけでして・・・ 一応CFD取引に関するリンク貼っときます。


 さてドル建てでの現状のチャートを見ながら考えてみましょう。

<2015年12月~2017年10月13日までの日足チャート>

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 チャートに記している枚数はアメリカの先物市場における大口投機筋の買いー売り=買い越し残高です。
(当サイトではCFTCのネットポジションとかいう表記で頻出します。)
1枚は100トロイオンスなので約3.1kgです。


 米先物市場は世界最大の金市場なのですが、投機筋は決済期日までに売却する前提で「買い」を入れていますので、この枚数が多ければその後の下落が危惧されますし、少なければその後の上昇が期待できるわけです。

 さて9/9以来調整を続けてきた金相場は底打ち→反転を見せているのですが、今回の調整では大口投機筋の残高は20万枚を割ることがありませんでした。

 これは反発があってもそう強くないことを示しています。

 しかしながらチャートの黄色線を見ていただくとわかる通り、ここ1年あまりは相当に先物が売り込まれても金が下げ渋っています。下値を切り上げていますね。


 また、1350ドルが上値抵抗線になっている(チャートの赤線)とも考えられます。事実ブレグジット時、米大統領選、9月の北朝鮮、いずれも1350ドルを維持できませんでした。


 これは1350ドルを天辺とした三角持ち合いを形成しつつあるのではないでしょうか。

三角持ち合いについてはコチラ





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