なんという平和さなのだろう!? プット売りからのカバードコール(再追記改訂)



17年5月26日の記事用.png

オプションといえば↑のことだと思っていた時期が私 にもありました。



 「上がりそうだから買う。下がりそうだから売る。」


 それが投資だろうが投機だろうが、不確実性に賭けるという意味では投資はギャンブルと同じですね。

ですがオプションを用いると、もう少しだけ堅実に賭けることができるようになります。



 私はサクソバンクでXAU/USDのバニラオプションを行っています。

まだ半年ほどのキャリアしかありませんが、あれこれやってみましたが結局シンプルな

「プット売りでスタート。権利行使されそうでもヘッジせずにカバードコール」


 がこれまでのXAU/USDの場合良いように思います。
(XAU/USDが数か月のスパンで見ると下値を切り上げているから)


 資金は120万ほど必要かと思います。


ステップ1)プットをテキトーな水準で50オンス分売る。
(50オンス未満だとミニマムチャージとられる)

 テキトーな水準というものを判断する部分に個人の裁量が挟まってくるのが難点ですが、金が大調整した直後なんかは非常に良い水準のプットを高値で売れます。

 金の調整を待たずにすぐ売りたい場合はチャートをみて「下がってもこの辺で止まるかな?」という見当がつけばそこがテキトーな水準です。



 とにかくプットを売って首尾よく紙屑になればコレを繰り返します。


ステップ2)武運拙くテキトーな水準を割ってしまった場合。

 テキトーな水準が割れそうになったらヘッジする手法もあるのですが、下手な考え休むに似たりで失敗しました。

 故に含み損上等で満期までプットを持ち続けます。

 さすれば満期日には50オンスのプットオプションは50オンスの買いポジションに転換されます。含み損とともに


ステップ3)相場反転まで含み損に耐える。

 これはゴールドの下値が堅いからできることです。120万の証拠金を積んで50オンスの買いポジションならおおよそ160ドル/オンスの下落に耐えることができます。

 ゴールドの相場が反転するのを待ちます。
(私は待ちますが損切りする方が良いと判断する人は切っちゃうでしょうね。)



ステップ4)相場が買値に戻ってきたら、コールオプションを売る。
(欲を言えば反転上昇の相場の天井でコールを売る)



 コールの売りは指値売りと同義です。ただ指値を指すよりもオプションの売り代金分儲けを得ることができます。

 このように対象とする原資産を持っている状態で、コールを売ることを
カバードコールと呼びます。



 もとになっているポジションの利食いを急がないなら長い満期のコールを売れば結構な額になります。この額はあらかじめ計算可能なもので、無限に上昇する可能性(皮算用)を捨てて、確実に入るお金を計算できるメリットがあります。


 あとは満期日まですることがありません。





シナリオ1:満期日にコールの行使価格よりも相場が高い。
 この場合は、自分の持っている「買い」ポジションが手じまいされます。

買い値よりもコールの行使価格が上なら「利益確定」と同じ効果ですね。

 加えて自分の売ったコールオプションの代金は返却の必要がないのでその分もポケットに入ります。



シナリオ2:満期日にコールの権利行使価格よりも下だった。
 売ったコールオプションは行使されず消滅します。
この場合も売ったコールオプションの代金は返却の必要はありません。

原資産となる「買い」はそのまま残っていますので再度コールオプションを売ります。




 結局のところオプショントレードも最初のプット売りの水準を決めるところや、権利行使された後の含み損を「耐えるか? 損切るか?」というところの判断に裁量が挟まってきます。

 しかし自分の買い値よりも高い水準でカバードコールが成功するとあとは何にもやることが無くなります。


 判り難い場合はぽてとまとさんの
とか

 オプション道場さんの
とか

を読んでください。 正直そっちの方が判りやすいです。



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