17/02/21までのCFTCネットポジションを見てみよう<ヘッジファンドの動向>

今週の金相場は木曜日のFOMC議事録発表以降、要人発言に揺さぶられながらもドルが下がり、それに伴いレンジブレイクに成功しています。

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 金鉱株がちょっと面白いです。通常は金相場に連動するのですが金相場がレンジブレイクした木曜日から下げが広がっています。下は金鉱株ETFであるGDXのチャートです。

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 今は米株式のQ4決算発表の時期ですので、おそらくGDX構成銘柄の決算がアナリストの予想よりも良くなかったと推測します。
 これも一種の市場の歪みと捉えてGDXの下値を拾ってみると面白いかもしれません。


さて先物のポジションです。

米国時間の金曜夜に米先物取引委員会(CFTC)がその週の火曜日終了時点での取引残高を公開します。

それの買いー売り=買い残高をネットポジションと呼ぶのですが調べ方については、コチラの記事を参照

または第一商品のHPにもアップロードされています。


SPDRゴールドシェアは世界で一番大きい金ETFで毎日その保有金残高が公表されています。


これと金価格を合わせて評価することで金を買うタイミングを探りたいという趣旨です。




大口投機玉(枚)→スポット市場終値  →SPDR金残高(t)


<2017年>

01/03 96550 →1158.2ドル/オンス →822.16991

01/10 109482 →1187.5ドル/オンス →804.99622

01/17 107041 →1215.5ドル/オンス →807.95971

01/24 109407 →1209.4ドル/オンス →804.10765

01/31 119155 →1210.1ドル/オンス →799.0704

02/07 117149 →1233.1ドル/オンス →826.94823

02/14 109752 →1228.4ドル/オンス →840.8724

02/21 123763 →1234.8ドル/オンス →841.16869NEW

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先週と比べて買い玉が2万枚増加しています。

FOMC議事録後の要人発表のニュアンスから利上げはなかなかしんどいようです。3月利上げは無さそうです。


あとはトランプ氏の「ものすごい減税案」がどの程度具体的なものになるか2/28の一般教書演説で明らかになります。市場がこれを好感するか、ガッカリするか。

「噂で買って事実で売る」

ならこれをきっかけに米株の調整と金の上昇があるかもしれません。

ムチューチン氏は夏までには減税法案を通過させると言っています。

しかし道のりは議会の過半数を握っているとはいえ、法案通過には足りない状況でなかなかの困難な道のりのようです。







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