CFDについて(2)~なぜ金取引と相性が良いのか~

金取引をCFDで実行する際のメリットは
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A)売買手数料が無料
B)スプレッドが狭い
C)為替相場の影響が小さい(というかほぼ無い)

<Aについて>
金現物の取引の際、500g未満なら手数料を取られます。
重量にもよりますが100gの取引なら5400円程度が相場です。(2016年3月現在)

これが購入時と売却時に2回取られるので100gの金で手数料をペイするには
108円/gの相場上昇が必要となります。
(これにあわせて後述のスプレッド分も回収せねばなりません。)

CFDではこの手数料が無料です。

<Bについて>
買値と売値の差をスプレッドといいます。
金現物の場合1gあたりで85円~86円のスプレッドが相場です。

このスプレッド分の相場上昇+上記Aの手数料がペイしないと利が乗らないわけです。

CFDにもスプレッドがあります。
国際金現物相場にリンクしているので価格は1オンス(約31g)あたりの米ドル建てで表記されます。

業者によって異なりますが一番スプレッドが狭いのは(2016年3月現在で)
GMOクリック証券の0.3ドルです。

これを1gあたりの円建てで換算すると
1gあたりのスプレッドは1円チョットでしかない
ことになります。


<Cについて>これが一番のメリットです。
国際金価格が上昇するとき、米ドルは弱いのです。
米ドルが弱いから金価格が上昇しているとも取れます。

仮にですが、手数料やスプレッドは無視するとして
1オンス1000ドル 1USD=100円
現物で1オンス購入した場合は10万円の価値です。

その後金の需給に全く変化がなく、ドルだけがが10%弱くなると
1オンス1111ドル 1USD=90円となります。
その時現物1オンス価値を円換算すると99990円

金相場の上昇分が111ドルあっても、ドル/円のレートで相殺されてしまっています。


しかしCFDはその仕組み上、
為替レートの影響をうけるのは抜いた差益分
のみですので

111ドル×90円=9990円

の利益を取れます。


※あんまりホメるとCFD業者の回し者みたいなのでデメリットも記載します。

<CFDのデメリット>
・金現物との交換ができない。
 Contract For Difference ですから先物のように現受けができません。その代わり限月もありません。


・買いポジションがマイナス金利
 CFDは証拠金を担保に、米ドルを借り入れ、金を購入する取引です。
 そんなわけで、借りたドルと買った金の金利差を支払わねばなりません。
 これをスワップポイントと言います。
 そんな事情で買ったまま何年も引っ張ると目減りするので別な方法が良いでしょう。





なぜ為替レートの影響を受けないのか補足


ざっぱにいうと『借りたドルで金を買ってる』からです。

だから『返済するときもドルで返済』なので

ドル/円レートの影響をうけるのは抜いた差額分のみになります。


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