CFDについて(1)


2016年劈頭において非常にゴールドと相性の良い取引手段が金CFDです。
日本語で差金決済取引といいContract For Differenceの頭文字を取ってCFD

かんたんにいうとFXのゴールド版です。
「それじゃあサッパリわからん!」
という方に向けてたとえ話を交えて原理を説明しますと・・・

あなたが中古車販売業を元手5万円で始めたとします。
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隣の家の免許取り立ての小僧が「VIPカーに乗りてぇ 30万位で!」
常々言っていたのを耳にした貴方は
昔悪かった従兄弟が「セルシオ買う奴いねぇかな20万で」
と言っていたのを思い出しました。

そこであなたが取るべき行動は以下のようになります。

・「従兄弟に手付5万円打って(残金はあとで絶対払う約束で)セルシオを借りる。」
・「借りて来たセルシオを小僧に30万で売る」
・「従兄弟に残金の15万を払う」

そうするとあなたの手元には15万円が残ることになりますね。
これが差金決済取引です。

すんなりいった場合は上記のようになりますが、もし小僧にセルシオを見せて15万円に値切られるとあなたは5万円の損を出してしまいます。

20万で仕入れた車を15万で売ってしまったわけですから~

さて説明を実際のCFDにフィットするように抽象化します。

あなたは情報から「20万で仕入るセルシオが30万で売れそうだ」と判断します。
これが「投資判断」にあたります。

そして5万円を手付で打っていますが、これを証拠金と言います。

そしてセルシオを借り出すのですが
これは5万円しかない元手で20万の資産を手にしていることになります。
これをテコの原理に使うレバーに例えてレバレッジを効かせると表現します。

レバレッジは倍率で表現されるので今回の場合は4倍です。

そして隣家の小僧にセルシオを見せて価格交渉が始まるのですがこれが”相場”にあたります。

ここでは元々の資本である5万円ではなく、20万円分の資産に対して価値が評価されています。

目論見どおり30万で売れれば15万円の現金が残りますが

15万に値切られると従兄弟に払う残金も15万円なので手元のお金が0になります。
それでもこれなら店をたたむだけで済みますが
それ以上に値切られて10万になってしまったりすると、従兄弟に払う残金が15万円ですから5万円をよそから工面してこなくてはなりません。
これが追加証拠金(追証とか呼ばれます)です。

FXとか商品先物のイメージが悪いのはこの追証のせいですね。

これがCFDの概略になります。
FXはCFDの一種で対象物が為替なだけです。
次回以降はこのCFDが何故に金取引とフィットするのかを掘り下げていきます。



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